採用活動にかかるお金
新卒採用にかかるお金
採用予算は、会社の規模や採用人数や学生への認知度、採用担当者の人数により、大きく左右されるため、一概にはいえませんが、ここでは一般的な例として概算を出してみたいと思います。(採用に係る社員の人件費は除きます)
① 就職サイトへの掲出料
就職情報会社により料金は若干異なりますが、企業情報掲載から、エントリー機能、会社説明会受付機能、応募学生管理機能などどういった機能を使用するかによっても変わってきます。
・40万~200万円程度が相場になります。(メールDMなどは別途)
・40万~200万円程度が相場になります。(メールDMなどは別途)
② 会社案内、入社案内、採用ホームページなどのツール制作費
これもページ数や冊数などにより大きく変わります。
・安いものは、20万円前後から作成することができます。本格的に作成すると数百万~数千万円といった予算を組む企業もあります。
・安いものは、20万円前後から作成することができます。本格的に作成すると数百万~数千万円といった予算を組む企業もあります。
③ 学校訪問の交通宿泊費
大学とのパイプ作りも新卒採用においては重要です。全国規模での採用の場合、採用担当者が全国を飛び回るケースもあり、見逃せない予算です。
・宿泊を伴う出張では1回あたり実費で3万~5万円の費用がかかります。
・宿泊を伴う出張では1回あたり実費で3万~5万円の費用がかかります。
④ 会社説明会、面接の会場費
自社に適当なスペースがない場合は、外部の会場を借りる必要があります。
・1会場あたり、2万~10万円程度が相場となっています。
・1会場あたり、2万~10万円程度が相場となっています。
⑤ 採用業務のアウトソーシング費用
煩雑な業務が多い新卒採用ですが、最近では採用担当者がコア業務に特化できるよう業務の一部を外部に委託するケースが増えてきています。学生の応募者管理や会社説明会の受付周りなどを委託することが多いようです。
・100万~500万円程度(委託内容により変わります)
・100万~500万円程度(委託内容により変わります)
⑥ 内定者辞退抑制フォロー費
内定者をフォローするための研修や、コミュニケーションツールを利用するケースが増えています。
・50万~100万円前後をかけるケースが多いようです。
・50万~100万円前後をかけるケースが多いようです。
※採用費用が少ない場合
企業によっては、採用のための予算をあまり割けないケースがあると思います。採用人数がそれほど多くない場合に限られますが、学校求人に特化するという方法もあります。
就職サイトを使った採用活動より格段にローコストで新卒を採用することが可能です。
企業によっては、採用のための予算をあまり割けないケースがあると思います。採用人数がそれほど多くない場合に限られますが、学校求人に特化するという方法もあります。
就職サイトを使った採用活動より格段にローコストで新卒を採用することが可能です。
・学校求人
いくつかの大学などの就職担当者と懇意になり、毎年数名の学生を紹介してもらうスキームを作ることです。
そのために必要なこととして、以下の活動が必要になります。
そのために必要なこととして、以下の活動が必要になります。
1.まめな求人票の発行(会社案内、会社説明会の案内チラシ)
2.定期的な学校訪問(就職担当者とのリレーション作り)
3.定期的な情報提供(採用情報、業務内容の詳細、先輩社員の紹介など)
2.定期的な学校訪問(就職担当者とのリレーション作り)
3.定期的な情報提供(採用情報、業務内容の詳細、先輩社員の紹介など)
以上の方法で、求人サイトに頼らず、学校求人のみで新卒採用を完結する企業もあります。
中途採用の場合
中途採用の場合は、大まかに分けて転職情報誌(インターネットの転職サイト)への掲出と人材紹介の2つのパターンがあります。
・転職情報誌(インターネットの転職サイト)掲出料
1回あたりの掲載で30万円程度から可能です。また転職サイトでは、登録者に対するスカウト機能があり、これを利用すると1ヶ月あたり30万円前後かかる場合があります。
・人材紹介
紹介料は、成功報酬で理論年収の30%が相場です。紹介料以外の金額はかからないケースがほとんどです。