あたりまえのものさし

第5回

リーダーと言われている、リーダーと想っているみなさまへ

『ありたい明日(未来)の「組織(会社)の状態とその「実現」のためのアクションプログラム」を提示し続けていくこと』

これがなければ「リード」できない⇔リーダーではない

~私の変わらない想い~by入道




田中拓馬画伯
 挿絵は田中拓馬画伯画


●私には昔からの「経営・マネジメント」に対しての強い強い想いが

 あります。


☆強い想い、それは

 『経営そしてマネジメントに欠かすことのできないこと、それはデザ

 イン(DESIGN)である』と言うことです。


☆この想いを自分自身で形成してから「デザイン」の4文字はとっても

 好きな言葉・文字・ワードになりました。


デザインは「計画する」「工夫する」「設計する」「筋書き(下図)を作

 」そして「意図」などたくさんの意味をもつ言葉です。


★この言葉「デザイン」を調べている時に、どこでだったか記憶あやふ

 やですが多分、日比谷図書館でだと思いますが「デザイン」の語源は

 「デザイァ」と言う言葉であり、このデザイァと言う言葉は「熱望」とか

 「切」を意味する言葉である、との解説に出会い、「これだよ!!」

 の想いになりました。



田中拓馬画伯
挿絵は田中拓馬画伯画


●例えば家を建てる時の『設計図』。これもインなんです。

 施主さん・建主さんの「こんな家に」「こんな家に住み」の熱

 い熱い想いを建築士さんが『施主さん・建主さんのいを下図にしてい

 く(デザインしていく)こと』で出来上がってくるのが「設計図」。


●建築士さんが設計するにあたって必要なのは施主・建主の『強い強い

 想い、強い強い「ああしたい・こうありたい」の想い』なんです。


☆組織運営、会社経営も全く同じだと思います。


●『組織運営・経営・マネジメントは「デザイン」』なんです。

私の想いです。


●誰が?誰の「熱望・切望」なのでしょうか。


★それは組織の長であり経営者、リーダー(=マネジャー)の熱望

 そして切望」。


★組織の長・経営者、リーダー(マネジャー)が自らの組織の「明日」に

 対て「ああしたい」「こうありたい」の熱望・切望(=強い強い想い)

 持っいるのか、が問われるのです。


経営・マネジメントはデザイン。

経営者・マネジャー、リーダーはデザイナーなんです。

□しかも絶対にその「デザイン」を誤ってはいけないのです。



挿絵は田中拓馬画伯画


●なぜ?単純です。

●なぜなら、その「経営者・マネジャー、リーダーの描くデザイン(=明

 日への想いの下図化)によって「(組織の)たくさんの人たちが動きを

 重ねていく」のですから。


●そして、マネジメントのスタートは「組織そして会社の明日へのデザ

 インから始まります。


リーダー・マネジャーが組織そして会社の「明日への強い強い想い

 を持っていなければマネジメントは「できない!!。

 私はそう断言したいと思います。


デザインの対象・・・・それは例えば「いい会社」「魅力ある会社」。

 とっても素敵な言葉なのですが、これだけでは「どうしていったらいい

 のかが全く分かりません。


●従って、誰も「行動」できない、あるいは行動したとしても「みんなバラ

 バラ」「みんなが勝手に自分の想う「いい会社」「魅力ある会社」をめざ

 して、バラバラに動き、全く統制がとれないものになってしまいます。


どうすればいいのか。

 それは「いい会社」「魅力ある会社」を構成する項目・要因」にまで

 踏み込んでデザインしなければダメなんです。

 (いい会社の「いい」って何?魅力ある会社の「魅力」って何?

どんな状態の会社だったら「いい」会社そして「魅力」ある会社と言え

 るのか・・・・・・


●このように明日をデザインしていく一方で「現実(=今)」をきちんと

 掌握し、「なぜそうなっているのか」まで原因把握して初めて「明日の組

 織・会社(デザイン)」実現のための『アクションプログラム』を作成

 することができる、ことになります。


アクションプログラムとは「ありたい状態・状況と現実との間に存在し

 ているギャップを、どうやって埋めていくのかを提示したもの」なので

 す。


●ですから、会社における「経営計画」は正に「経営デザイン」であり、

 社の明日を形成していく動きをたくさんの異なる人たちが同時作業でも

 間違いなくやっていけるようにするための「明日の会社創造の設計図

 なのです。


 

田中拓馬画伯
挿絵は田中拓馬画伯画

☆「リーダー」とは「うまくできるように相手を『導く』ことのできる人。

 組織・集団の先頭に立ってみんなを『導く』ことのできる人


☆『導く!!!!!!』。

 とすれば、簡単な結論。『どこにくのか、大きなポイント』です。


いていくのは「リーダー自らが描いている組織デザイン・集団デザイン・会社デザイン」なのです。


☆そして今ひとつ大事なことがあります。

 前記しています「到達・実現していくための『アクションプログラム』」をリーダー自がしっかりと持っていることです。


クションプログラムは言ってみれば「たくさんの人たちがそれぞれにひとつの現場で色々な仕事をしていけるための迷わないための

 道標(みちしるべ)』です。



田中拓馬画伯
挿絵は田中拓馬画伯画

組織の長・経営者、リーダーの役割その②

 それは「明日のデザイン」「未来デザイン」会社であればカンパニーデザインをしっかりと描いて仲間(部下・メンバー)のみんなが理解できるように提していくこと。


そして

 その明日デザイン・未来デザインを実現していくためのアクションプログラム(=実現線表・実現工程表)を自分で持っていて、これも 「どうしてこうなのか」も含めて仲間(部下・メンバー)に理解できる言葉で示していくこと、となります。




今回も最終行にまでお眼をすすめていただきまして

ありがとうございます!!!!


私は中学時代から登山を楽しんでいて

全国の山々を登っていたことからなのか

昔から「道標(みちしるべ)」と言う言葉が好きです。


分岐点にきたら

迷うことなく、危険回避ができる道を示してくれる道標(みちしるべ)。


水の都、大阪で川の中にある「澪標(みおつくし)」

同じ目的をもったもの



多くの人たちとが一体になって動く組織


組織の長・経営者、リーダーの役割

 その組織の人たちにとっての「道標(みちしるべ)」であり

「澪標」(みおつくし)である


昔から変わらない

私の想いです。


ありがとうございます。


にんげん・しあわせ・ゆめ・こころ 入道(入村 道夫)

PageTop